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高脂血症
高脂血症とは、血液中の脂肪(血中脂質)が異常に多くなった病気です。
高脂血症が続くと、血管の壁に血液中の脂肪が沈着し、血液の流れが悪くなったり、ストップする動脈硬化を起こします。

■血液中の脂肪の種類
●血液中の脂肪には、コレステロール、トリグリセリド(トリグリセライド:中性脂肪)、リン脂質、遊離脂肪酸などがあります。
●このうちコレステロールとトリグリセリドの増加が動脈硬化に関係しているといわれています。
●特にコレステロールが重要とされています。

■コレステロール
コレステロールとリポタンパク←こちらにちょっと詳しく書いています。
●コレステロールは本来、細胞膜やホルモン、胆汁酸の材料となる大切なもので、全体の7〜8割は体内で合成されています。
●健康な状態であれば、食事から摂るコレステロールの量により体内で合成される量が調節されますが、これが乱れて血液中のコレステロールが増えすぎると、高脂血症となります。
高脂血症の場合に問題なのは、いわゆる悪玉(LDL)コレステロールが多いことと、血管にたまったコレステロールを肝臓に運ぶ善玉(HDL)コレステロールが少ないことです。

高脂血症のタイプ
(1)コレステロール値が高い(高コレステロール血症)
(2)中性脂肪値が高い(高中性脂肪血症)
(3)コレステロールも中性脂肪も両方高い。
動脈硬化には、特にコレステロールとの関係が深いとされていますので、コレステロールの値を適正に保つことが重要です。

高脂血症動脈硬化
●LDLコレステロールが増えすぎると、血管の流れを悪くしたり動脈を硬くしたりして、動脈硬化の原因となります。
●動脈硬化は、狭心症・心筋梗塞・脳梗塞など怖い病気につながります。
  詳しくは動脈硬化とは?影響・原因を見て下さい。

高脂血症は検査でしか見つからない。
高脂血症のほとんどは、自覚症状が全くなく、早期に自分で気付くことはできません。
●これを発見する為には、まず定期健診をきちんと受けることです。会社とかでは定期健診があると思いますが、それ以外の方は、なかなか発見できず、気がつけば・・・となってしまう可能性があります。まずは病院に行きましょう!
●コレステロール値は、血圧や血糖値などと違い自分でははかれませんが(血糖値は、尿ではかる試験紙があります。ネット上では販売していませんが。)、定期健診で必ず行われる血液検査で簡単に調べられます。少なくとも年に1回は検診を受けることが大切です。
●さらに大切なのは、検診で高脂血症と言われたら、必ず精密検査や再検査を受け、きちんと対処することです。動脈硬化が進むのを防ぐ為にも油断せず、早く受診して、医師や栄養士等のもと生活習慣をベースにして必要に応じて薬物治療に努めましょう。
高脂血症の診断基準 空腹時採血による血清脂質値
高コレステロール血症 総コレステロール ≧220mg/dl
高LDLコレステロール血症 LDLコレステロール ≧140mg/dl
低HDLコレステロール血症 HDLコレステロール <40mg/dl
高トリグリセリド血症 トリグリセリド ≧150mg/dl
■医師の指示にしたがいましょう。
●治療にあたり医師は患者ごとに、危険因子をどれだけ持っているかなどを勘案し、コントロールの目標値を決めてくれます。
●危険因子の例
1)男性45歳以上、女性55歳以上。
2)高血圧。
3)糖尿病(耐糖能異常を含む)・・・これだけでも重大な危険因子になる。
4)喫煙
5)家族が、狭心症や心筋梗塞にかかったことがある。
6)HDLコレステロールが40mg/dl未満。
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